雑感百貨店
株主優待・株券・株式投資などを中心にあれこれ感じたこと、日々つれづれ書き綴っていきます。
クリードの本社を見てきました
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1月9日に会社更生法の適用申請をしたクリードの本社所在地の近くに所用があったので(三越伊勢丹の株主ですが、いろいろ思いがあって日本橋三越ではないです(笑))どういうことになっているのか、見に行ってきました。

このビルに本社を移転したのは平成20年12月22日ですから、東証1部上場企業クリードの本社として機能したのは、年末年始の休業を除けば、あまりにも僅かな期間です。
解体開発予定だったとされる再開発予定のビルには、もともと寺町博氏で知られるフジフューチャーズ本社をおいていました。ちなみに、寺町氏はクリードの大株主一覧には名前は出ていません。

自社所有物件に急激な縮小均衡をはかる中で逃げ込んだ形のクリードですが、結局法的整理に追い込まれてしまったわけです。この建物は、結局しばらく生き残ることになるのでしょうね。
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特に貼紙がされているわけでもなく、画像の通り、会社の社名表示も大きく出されてはいません。
経費節減のためだとはいえ、近くに寄らない限りここに上場企業の本社があるとは見えません。
この前を通る機会はあったのですが、フジフューチャーズの本社だったことは良く知っていましたが、
調べて通らない限りクリードの本社があるとは思わないですね。
一般庶民相手の商売でないわけで構わないのかもしれませんが。
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一等地であるこの建物に、本社を移転する事態(=再開発できない事態)になったのは、昨今の業界を取り巻く情勢ゆえではありますが、果たしてどういうものを仕上げるつもりでビルを入手したのでしょうか。
みたところ、そのまま活用してもおかしくないしっかりした建物に見えます。無理な開発や、売れなくても作りさえずればファンドが買う一棟売り、投資家からお金さえ集められるデータさえあれば、あとは入居しようとしなかろうと全然リスクがない(つもりの)ファンド・・・結局、実体のなく実効性に乏しい計画が独り歩きして、借金を重ね、破綻したということになるように思えます。
壮大な放漫経営と言わずに、経営陣を弁護することはできかねます。
(本社を移転するために購入したと、皮肉を込めて結果論で考えれば別ですが)
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塔屋も真っ白なままで、手前の建物(濱作ビル)の方が看板などを掲示して収入を得ている様子。
このあたり、急遽の再活用のためとはいえ、寝かしていては勿体無いです。利回りなどを考えれば、クリード本社より手前の建物の方が、出資に値する物件ということになります。

このように経営能力がなく、会社を破綻さえ、従業員を退職させ、投資家に迷惑をかけた経営陣が、様々な法的整理にかかわった専門家の弁護士たちを上手に使い、DIP型会社更生の第一号を目指しているようです。

悪質な居座りであると感じますし、そもそも居座るつもりなら民事再生を申し立てるべきです。潔く退陣・辞退すべきで、いきなりDIP型ありきは厚顔無恥です。
弁護士の方々などにとっては、「恰好の実験材料」という意味付けもあるのかもしれませんが、やすやすと成功させてほしくはありません。これから悪用されかねないスキームだと思えるからです。
瀬戸英雄弁護士(いろいろあって馴染み・・・マイカル・ジェネラス・第一ホテルその他)をはじめとする専門家の方々には、経営能力の有無や誠実さなどをきちんと天秤にかけて、正当な管財人を選出していただきたいものだと期待しています。
現経営陣をしっかり放逐するのが、会社更生の王道であると感じます。もちろん、経営陣ではない一般社員などに管財人を求めることは否定しません。
多くの投資家と債務者がおり、証券市場に影響を及ぼす(東証一部上場ですし)事例では、経営陣の居座りは許すべきではないと考えます。

但し、民事再生の場合は株主は意見を述べる機会すら与えられませんが(手続き中に株主総会がある場合を除く)会社更生である以上、関係人集会では意見を述べることができ、一定の資料を得ることも可能です。(現にこれまでもいただき、可能であれば出席したこともあります)その点で考えれば、民事再生よりもDIP型会社更生の方がマシな部分はあるのですが。
その結果が、いちごアセット系だったりすると、ますます言葉がありません。それではいかにも結果的にではあっても計画的すぎます。
とはいえ、外部からスポンサーが簡単に見つけられる情勢でないのも確かです。きっと紆余曲折があるのだろうと推測します。

とかこれだけ言ったからには、一応1株株主にはなって(株券は出ないけれど)先行きを見届けて、愚痴を言えるだけ言わないといけないのかなとか思ったり。
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クリード本社の隣は妙高カントリークラブ妙高スキーパークの妙高観光開発のネームプレートもある「エバー室町ビル」。こちらも、大々的に存在を誇示してはいません。

ゴルフ場・スキー場も不動産投機も、なかなか厳しい時代になってきていますね。ちょっとしたバブルでもいいので、景気のいい雰囲気を感じたいものではあります。(なんだか上の論調と矛盾しているかのようですが)
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