雑感百貨店
株主優待・株券・株式投資などを中心にあれこれ感じたこと、日々つれづれ書き綴っていきます。
サンビシの倒産に驚く
名古屋証券取引所2部上場のサンビシが民事再生法を申請しました。
この景況下では上場企業の倒産は、もう慣れっこですが、様相が異なるだけにたいへん驚きました。
まず、株価が終値で前日比5円高の320円だったこと。325円で売りに出していた人は悔しいでしょうし、終値で買った人も驚愕でしょう。
会社四季報などの出版物・会社からのIRでも配当金7円が想定されていたこと。
EDINETなどでの開示情報からは、うかがいしれない筆頭株主(サンビシ商事)への巨額の融資(わずか持ち株9%の親会社ではない会社(=持株比率を下げて開示を避けた?)に「迂回融資」としか言えない融資を粉飾して(有価証券報告書上は貸付は7億しかない筈)行っていた)と、その筆頭株主の子会社による株価指数先物取引の途方もない額の失敗(57億円とか・・・サンビシの年間売上を越えています)。
代表取締役は同一人物で、記者会見での発言などからも完全に公私混同。取締役会の形骸化と背任の容疑は濃厚です。
株主代表訴訟で社長一族からいくら回収できるでしょう?20億円の債務超過は解消しにくいところで、いくら醤油などの本業は黒字でも、民事再生法での再建も険しい道。
減資は覚悟のところなのですが、果たしてサンビシの倒産によって債権者となった方々は、債権カットに納得できるのでしょうか。株主は自己責任と言われて納得できるのでしょうか・・・なぜ、責任を取らされるのでしょう。このあたりが、株式投資の落とし穴でもあります。

大株主が経営陣と重なる部分も多いので、そういった方々は私財を提供するという面からも責任を負うべきですが、一般株主や債権者にとっては、不正な融資・会社を傾かせるほどの巨額な投機の責任まで負えないと思うところです。
それに加えて、明らかな開示義務違反と粉飾と思われる決算書。

このような犯罪行為を犯した取締役・監査役の居座る民事再生法の申請は容認できないところではないでしょうか。従業員の方々を思えば会社更生法が筋のようにさえ思えます。

いずれにせよ、こういうことがあると、証券市場の信頼は失われます。徹底的に捜査をし、債権者や株主が納得できる結論が出ないと、第二第三のサンビシは出てしまいます。ひょっとして、既になりかかっている会社もあるのでは・・・と、少々心配になります。

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