雑感百貨店
株主優待・株券・株式投資などを中心にあれこれ感じたこと、日々つれづれ書き綴っていきます。
フレームワークス臨時株主総会
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フレームワークスの臨時株主総会に出席しました。
上場からわずか3年余りで、債務超過に陥って監査の意見がつかず上場廃止になり、2000円で株を買い取って、新会社に営業譲渡しようという、いわば市場から金を吸い上げた現会社の幕引きをする株主総会です。
いったいそのような前例の無い総会がどのようなものになるのか?興味津々でわざわざ駆けつけてしまいました。出資額を尋ねられたらお話にならない程度の株主なのですが。
株主総会の権利も確保しておいてよかった・・・と思いつつ、(権利確定日後に株価が急落したことは忘れて(笑))
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商工会議所にちょっと立て札がたっているだけで、会場もなんだか底冷えするような、閑散とした雰囲気。20名ちょっとしか出席者はいない感じです。(しかも社員株主が多そうで)
お土産もお茶も当然の如く出ません。
10時ぎりぎりに役員の方々は入場。神妙な顔つきです。妙にぎこちなく、型どおりという感じもしましたが、会長・社長という私財提供も必要なほどの戦犯も、法的整理ではないので、まるで平気なのかもしれません。
会場もなんだか薄気味悪いほど静かです。怒号もとばずに議案の説明が続きます。
冒頭に役員の一礼があった程度で、特段の謝罪もありません。倒産した会社の記者会見のような雄弁さもありません。
結局、もう既に決まっていることのための茶番劇なのかもしれないと思いながら聞きました。
渡辺重光社長の口調は弱く、棒読みでしたが、17分で説明終了。

質問は3名の方から出ました。

1人目
Q)目論見書を読んだ株主だが(公募からの株主ということ?)数年でどうしてここまで減ってしまったのか?2000円は安すぎるのではないか?
A)当初の目論見に比べ、経営陣は努力はしてきたがマーケット・当社の製品サービスが会社の見込みどおりにならなかった。2000円は、株主の保護・事業の継続・取引先との関係維持のため。早急に対策をしなくてはいけないなかで最善の策である。

2人目
Q)MITとはどういう会社なのか?
A)日本の会社で、社長は公認会計士であり、再生を手がけてきた会社である。

3人目
Q)最善の策というが、上場廃止前に(も大和ハウスの子会社になるなど)手が打てたのではないか。なぜできなかったのか?どう考えているのか?
A)5月29日の資本増強発表から10月13日の上場廃止に至るまで、上場廃止に対応する策を講じていなかった。進められる状況ではなかった。かかる状況の中では、株主の方々と相談しながら、これが最善の策と考えている。

(社長の回答は、殆ど責任逃れ・無責任な発言ですが、ヤケクソという感じなのでしょうか?
田中純夫会長にも口を開いて欲しかったです・・・そのような質問をすればよかっただけの話ですが)

10時27分より採決に移り、10時半には幕引きが済みました。
大変サクラの方々は拍手をがんばっていらっしゃいました。練習どおりといった感じでしょうか。
役員の方々は試合終了後のサッカーの審判団のように、そそくさと控室に消えていきました。

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30分で終わってしまったので、本社を訪問。といっても、エントランスに入っただけです。
クレディア本社の前のビルの7階にフレームワークスの本社はあります。
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なかなか、たくさんの会社が入っている建物です。「上場企業の本社」が現にここにフロアの一部だけで存在したわけですから、「上場企業」という言葉に対する誇大なイメージは、新興企業や上場に本来は不適格だった会社、現在不適格である会社・・・が増える中では改められなくてはいけないものなのでしょう。
「本社ビル」などというものは不必要な時代なのでしょうね。
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上の画像を拡大してみると、このようにさながら幕引きの臨時株主総会が終わった後ですから、まるで気は早いですが「墓碑銘」と受け止めるような社名表示。残り1か月余で会社は営業譲渡をし、資本金もゼロとなり、実質上存在しなくなってしまうことになるわけです。
あっという間の出来事ととれるような3年余。フレームワークスとはなんだったのか?を検証する必要が、東証の責任でもあるような気がします。

私にとっては、結局、フレームワークスは、壮大な「会社ごっこ」だったのではないかという印象さえもった総会でした。もっと本音が聞きたかったけれど、こんなものなのかな?と受け止めました。ぜんぜん損していない殆ど部外者なのですし。
ところで、この方式が流行したら大変なことになりますね。法的整理でもない、明らかな私的整理ですし、新会社はさぞかしおいしい思いをするのでしょうし、コンサルタント・投資ファンドは儲かったことでしょうし、役員も法的責任を問われないし、私財提供もしないし(公募したときの利益はどこへいったのやら)財務諸表を手を加えれば、このようなことがシャンシャンで通るとなれば・・・おっかないですね。プレミアムを見て値段をつけている一般投資家は、先を見ているのですから、フレームワークスについていた株価は、新会社の今後を見据えた価格だったわけでしょう。
本当にいいのか?会社法って怖いものだなと痛感した30分でした。
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テーマ:株主総会 - ジャンル:株式・投資・マネー

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